脳・心臓疾患による労災認定 道路貨物運送業が最多
厚生労働省は2019年度の労災申請件数を発表しています。
過労や仕事のストレスが原因で精神障害になり
2019年度に労災を申請した人は前年度より240件多い2060件で
労災認定されたのは509件で、7年連続で過去最多となっています。
過重労働が原因の脳・心臓疾患による労災認定は 216件で、22件減少。
うち死亡(過労死)は86人。
業種別の認定件数は、 道路貨物運送業が全体の3割の61件となっています。
認定されたケースでは、月平均の時間外労働時間数について
発症前1ヵ月間120時間以上140時間未満が33人、
2~6ヵ月間の月平均では80時間以上100時間未満の73人
が最多となっています。